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もせ
参加者

    先天性の疾患により、右目弱視のため、0歳からアイパッチを始めました。
    物心ついた頃には、アイパッチをすることが当たり前になっていたため、大きな反抗はありませんでしたが、外出の際に指を指されたり、あからさまにジロジロ見られたり、他人の目、ということを意識するようになってからは、やりたくない!と言うこともありました。
    そんな時は、しっかり目を見て、アイパッチの必要性を伝えるよう努力しました。
    我が子はゲームが好きだったので、アイパッチの間だけ好きなゲームをしていいよ、と伝えたり 、3時間キッチリできた時は、好きなお菓子を一緒に買いに行くなど、ご褒美をちらつかせ、どうにか誤魔化し現在に至ります。
    動くものを見せること、カラフルな色合いのぬり絵、ビーズヒモ通しなど 、遊びも取り入れました。
    そんなバタバタの毎日も、早10年。
    視力が確立する10歳までは頑張って、と医師から言われた期限まで、後数ヶ月です。
    視力が伸び続けたら20歳まで行うお子さんもいらっしゃるようですが、我が子はもう十分頑張った!と胸を張って言えるので、アイパッチは卒業する予定です。
    これまでの努力を考えると、現在の視力は満足できるものではありませんが、恐らく見ることができないだろうと言われていた3Dも、見えるようになりました。
    どうしても右側の視野が狭いので、よくぶつけたり、つまづいたりはしますが、命に関わる病気を経験したことで、片目が不自由なことくらい大したことではない、と思うように…
    お子さんが五歳だと、まだまだご苦労されるとは思いますが、応援しています。
    頑張って!