2020-10-09 23:36
#398801
もせ
先天性の疾患により、右目弱視のため、0歳からアイパッチを始めました。
物心ついた頃には、アイパッチをすることが当たり前になっていたため、大きな反抗はありませんでしたが、外出の際に指を指されたり、あからさまにジロジロ見られたり、他人の目、ということを意識するようになってからは、やりたくない!と言うこともありました。
そんな時は、しっかり目を見て、アイパッチの必要性を伝えるよう努力しました。
我が子はゲームが好きだったので、アイパッチの間だけ好きなゲームをしていいよ、と伝えたり 、3時間キッチリできた時は、好きなお菓子を一緒に買いに行くなど、ご褒美をちらつかせ、どうにか誤魔化し現在に至ります。
動くものを見せること、カラフルな色合いのぬり絵、ビーズヒモ通しなど 、遊びも取り入れました。
そんなバタバタの毎日も、早10年。
視力が確立する10歳までは頑張って、と医師から言われた期限まで、後数ヶ月です。
視力が伸び続けたら20歳まで行うお子さんもいらっしゃるようですが、我が子はもう十分頑張った!と胸を張って言えるので、アイパッチは卒業する予定です。
これまでの努力を考えると、現在の視力は満足できるものではありませんが、恐らく見ることができないだろうと言われていた3Dも、見えるようになりました。
どうしても右側の視野が狭いので、よくぶつけたり、つまづいたりはしますが、命に関わる病気を経験したことで、片目が不自由なことくらい大したことではない、と思うように…
お子さんが五歳だと、まだまだご苦労されるとは思いますが、応援しています。
頑張って!