#8751
ツナマヨ

    我が家は次男の入院、私の付き添い生活が始まったのは次男が五歳(年長さん)、長男が三年生でした。
    5月に入院生活が始まり私が家に帰るのは次男の外泊の時に一緒に帰るだけでした。
    3ヶ月が過ぎた頃、母から電話で、長男がたまに一人で泣いている事。入院前に次男と遊びで3DSに録音した音声を2階の寝室で聞いて一人泣いている事。トイレにこもって泣いている事などを聞かされました。
    母は近くに住んでいたので、夕方長男が帰ってくる時間帯から晩御飯まで毎日家に来てくれていました。
    不登校までは行かなかったですが、、、
    たぶん、長男は主人に自分の気持ちを伝えるのが苦手な子だっただけに 言えなかっただけなのかもしれません。
    母からその話を聞き、私は主人と相談して、月に一度、次男の体調が落ち着いている時に付き添いを変わってもらい一泊二日で私だけ家に帰るようにしました。
    今でも覚えています。初めて私が主人に付き添いを変わってもらう日。
    病院に迎えに来てくれた長男の嬉しそうな笑顔。
    ハンバーグ屋さんで昼御飯を食べて帰ろう!ってなって、店の席にすわるなりものすごいはしゃぎようの長男。
    私が帰った時は夜更かしOK!その時習っていたスイミングも休んでOK!食べたいものはなんでもOK!行きたい所はどこでもOK!
    ここぞとばかりに毎食『母ちゃんの◯◯が食べたい!◯◯作ってほしい!』リクエスト祭りでした。
    付き添い生活で慢性的な寝不足だった私は正直辛かったですが(汗)
    ですが、毎食『うまい!』って満面の笑顔でたいらげてくれる事が嬉しくて嬉しくて。
    そんな生活をしていたら、長男が一人で泣く事が徐々に無くなっていったようです。
    母に『次、母ちゃんが帰ってくるまで頑張るわ!』『次帰ってきたら◯◯作ってもらうねん』と毎回言っていたようです。

    長男と二人きりの時間を作り、その間は思いっきり長男の要望を聞き入れる。
    我が家では、それが良かったように思います。

    患児の兄弟姉妹は、頭では理解しようと頑張ってるんでしょうが、 その心は寂しくて寂しくて子供自身もきっとどうしていいのか、わからないんじゃないでしょうか……