#5188
りょうといママ

    小さな兄弟児への説明…なかなか難しいですね。
    ウチの次男は急性混合性白血病で、発症が11歳、染色体異常あり、白血球数が30万超、脳内出血も起こしていたので、最初から移植は必須ですと主治医に言われていました。
    次男が入院してすぐに、父、母、兄、妹のHLAの検査をし、奇跡的に兄弟3人ともフルマッチでした。
    年齢と体重の関係から、兄がドナー第1候補、妹が第2候補になりました。
    主治医から、「次男の年齢からして、病気の事は隠さず、本人に告知した方が治療も頑張れるし本人の為にもよい」、「お兄ちゃんもドナーの第1候補、妹さんも第2候補になる訳だから、次男の病気の事をきちんと説明してあげた方がよい」と言われたので、家族全員そろって主治医から告知をしてもらい、子供達にも分かる言葉で病気の説明をして頂きました。

    最初は子供達に白血病がガンであると言う事を伝える事に躊躇しましたが、結果的に次男も「死にたくない。絶対に病気を治すんだ。」と治療も頑張れたし、兄妹も「次男は大変な病気と闘ってるんだ」と色々我慢してくれたり、協力してくれたので告知して良かったと思います。お兄ちゃんは造血幹細胞移植ドナになる事を二つ返事で引き受けてくれました。

    もし可能であれば、外来を受診の時にでも妹さんを一緒に連れて行って、主治医の先生から妹さんにも分かる言葉でお兄ちゃんの病気の事を話して貰ってはいかがでしょうか?